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「食生活を乱す」子どもたちの孤食がもたらすモノとは

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「食生活を乱す」子どもたちの孤食がもたらすモノとは

「食生活」に、子どもたちの孤食がもたらすモノ



子どもたちの食生活を考えたとき、
子どもたちだけで好きなものを食べなさい。
などと言った日には、驚くべき食事内容になるでしょう。

お菓子だけで済ませてしまう子もいるかもしれません。

栄養不足の乱れは、心の乱れ精神の不安定・カラダの崩れを
作ります


監視する大人がいなければ、嫌いなモノは食べずに残し、
気付けば「栄養」は偏り、「風邪」を引きやすいカラダを
作り上げます。

「孤食」で好きなモノばかりを食べていれば、大人であっても
カラダを壊します。


孤食が、日常的な子どもにはひとりで摂る食事が当たり前で、
ひとりで摂る食事のほうが楽しいとまでになってしまいます。


そのような子どもたちの「両親」も孤食の経験者であり
食事は家族全員で取らなくもよい」という習慣が身に付いている
ことが明らかになっています。



子どもの頃から孤食好きになってしまっては、大人になってから
協調性のない、共感することのできない大人になってしまう可能性を
広げます。



子どもたちの成長と健康を考えるのであれば、家族団らん・友人
などとの会食も経験することが必要です。

子どもたちに食事の偏り食への気付きを与えたり、他人と食事を
摂ることで口も軽くなり、心を開いたコミュニケーションができる
ようにもなります。


食事の楽しさを再認識できるキッカケの場でもあり、たくさんの
食事を摂ることの大切さを知ることが、子どもの成長(会話力)を
育てます。


子どものコミュニケーション能力に疑問を感じたときには、
親御さんの生活習慣に問題があると言えるのかもしれません。


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失われゆく家族との楽しい食事



小学生のころ、経験したことあるのではないでしょうか。
誰もいない家に帰り一人で食事した記憶。


いまは女性も一線で活躍できるほどのスキルを持った人が多く、
夫婦共働きという家庭が多いのも確かです。

家族との食事」「家族団らんな食事」も最近では、失われつつ
あるのかもしれません。


ひと昔前であれば、男性のほとんどが手に職つけて終身雇用で、
やりがい持てる環境であったのかもしれませんが、
いま現在では「旦那さん」、一人だけの給料で生活できている
家庭は、どのくらいあるのでしょうか。

私の少ない知人を調べた限りでは、3人中の3家庭が「共働き」
という厳しい現実に直面しています。

旦那さんの「給料だけでは、足りない」からと夫婦共働き
あったり、自分のお小遣い欲しさにパートに出たりとされている
奥さまもいます。



本職だけの給料では自分の懐が寂しいので、本職が終わってから
アルバイトをされている旦那さんも、いらっしゃいます。

長い「時間」を掛けなくては、たくさんの「お金」を生み出せない。
考えにいたるのも分かる気がします。



手っ取り早く「お金」を稼ぐには、自分の時間を使い身を削って、
脇目も振らず、たくさんの「量(時間)」を掛ければ手軽にお金は
稼げます。

やはり、旦那さんの仕事の安定が重要であり「覚悟」「責任」
そして何よりも、奥さまの支えがないとやって行けません。

私の周りにいる旦那さんは、本職からアルバイトを合わせて、
15時間前後働き、目は血走り、目の下にはクマを作り、死にそうな
形相で必死に働いています。


結婚して、家族を支えることの難しさや厳しさを感じてなりませんが
辛い、キツイ仕事の後に、子どもの「笑顔」に救われているかたも
少なからず、いらっしゃいます。


子どもの「笑顔」が力になるのであれば、やるしかないです。各家庭の
経済状況は計り知れませんが、子どもたちの孤食化が進むことだけは
食い止めなくてはいけません。


昨今、進む物価高騰・終身雇用制度の見直しなどで、経済状況の厳しさが
各家庭に伸し掛かっていることは否めないところではあります。



あなたの中に眠る「クリエイティブ」なスキルに気付き、
いまの本業よりも稼げるモノを見つけられることを願ってやみません。

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家族と食事を摂ることの大切さ



一 日3回」の食事の、「夕食」ぐらいは家族全員で、
食事の準備をして、食後の片付けも家族全員で子どもたちと、
一緒に分担して行なう。

家族全員が揃うはずの「夕食」どきに、子どもたちとの触れ合い
コミュニケーションに欠かせない唯一の場が減少傾向にあります。


夫婦共働きであったり、旦那さんの仕事による単身赴任
シングルファーザー・シングルマザーであったり、奥さまの仕事の
影響で、なかなか家族が揃わない。など、子どもたちの孤食問題
進む一方です。

子どもたちにとっては、悲しい現実であると感じてなりません。
私の子どもの頃は、ひとりで食事を摂っていた時もありましたが、
「朝・夜」は、家族全員揃っていました。

各家庭によって、理由はさまざまですが、子どもたちにとって、
晩ごはん」ぐらいは家族揃って、全員で食事を楽しみたいと思う
のではないでしょうか。


家族で食事をともにし 普段は会話の少ないお父さんとの触れ合い、
お母さんが手作りしてくれた料理に「ありがたみ」「感謝する心」を
学ぶための場として必要な教えでもあります。


家族全員で食生活を共にし、子どもたち家族団らんすることで、
家族の「成長」「健康」「体調不良」を確認するチャンスの場にもなりえます。


まとめ



本来であれば、楽しいはずの家族との食事が、失われつつあります。
大人たちによる身勝手な理由で、寂しい思いをしている子どもたちの
孤食問題。

大人の事情、仕事の付き合いで帰りが遅くなるようなこともあり、
家を空けてしまうこともあるのかもしれません。
大人も、たまの気晴らしぐらい必要です。


家族を持ち、子どもができればあなたも人の親です。が、ひとりの
人間でもあります。ときには、育児や子どもの世話から離れたい
ときもあるでしょう。


そんなときは「夫婦」で話し合い、ストレス発散する時間を、
お互いに作り合えるとよいのではないでしょうか。


一人の時間を作り、「睡眠時間を多く取ったり」「本を読んだり」
「一人カラオケ」に出かけたりするのもよいかもしれません。


思いきり「ひとり時間」を楽しんだ後は子どもたちと家族団らんする
記憶の「1ページ」を作り上げるために時間を注ぐことをお約束して
頂けると、幸いです。


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