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高校生が勝つためにやるメンタルトレーニング!11のこと。

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高校生が勝つためにやるメンタルトレーニング!11のこと。

 

高校生が勝つためにやるべき!11のこと。

スポーツを行なっている高校生ともなると、
メンタルの大事さを目の当たりにする場面は、
もの凄く多いのではないでしょうか?

高校入学するとともに実感することといえば、
ライバルの多さやレベルの違いに度肝を抜かれます。

全国の広さを心の底から実感できることでしょう。


高校3年間あれば技術や体力で、
仲間やライバルに打ち勝つことは可能です。

並々ならぬ努力の甲斐もあって、
越えられない壁など無くなります。

しかし、です。

それでもライバルに勝てないという事が起こり得ます。
どういう事でしょうか?



技術や体力で、ライバルより上回っているのに、
なぜ?最終的な順位でライバルよりも低いのか。


例えばです。私にこのような質問を投げ掛けて来た、
女子中学生がいました。


その質問の内容が 

中学校内での成績は私の方が上なのに、なぜ?同級生が、
私よりも頭の良い高校に入れるの?なんで受かるの?
」というような
素朴な疑問で、とても難しい質問を投げ掛けられたことがありました。


この質問の答えは、簡単でした。

しかし、いろいろな可能性が存在することも確かです。



さまざまな可能性を中学生に言ったところで
理解してもらえるか、当時の私にそんな自信はありませんでした。

そのときの私は、一言だけ言い放ちました。


それは、自分を追い込める努力が
「できるか・できないか」の、その差だけと。。

これもメンタルトレーニング側から言わせて頂くと
その通りではあります。

自分を追い込まなければ、
達成できるものも達成できなくなります。


そこには見えない、いろいろモノが存在します。例えば、
環境や場所、雰囲気、状況、体調、当日のコンディションや、
その他にも、天候や公共機関、勘が当たる」など、
すべてのことを彼女に話してもどうだったでしょうか。

少し中学生には厳しい言葉になってしまったことを
私は、いまでも少し後悔しております。が、

いろいろな弁解や言い訳などはありますが、、
これを深掘りされると長くなる可能性を考え、省略させて頂きます。


簡単に言わせて頂くと、本人が受験までのプロセスを「楽しめたのか
それとも、道のりが「険しかったのか」の、差のみです。

高校生に必要なメンタルトレーニング

中学生、高校生にもなると、
他人の目が気になる」という人もいます。


普通のことです。
自分のメンタルの弱さを他人に晒(さら)すことを
恥ずかしいと思う年頃です。


男性などは特に、その傾向があります。

本格的に何かに打ち込んでいる高校生には、
二通りの考え方に分かれるのではないでしょうか。

ライバルに打ち勝つためのトレーニング」と
将来を見据(す)えたトレーニング」です。


だいたいの高校生は、いま勝つためのトレーニングを
知りたいと思うのが本心でしょう。



しかし、私であれば、将来を見据えたライバルに
勝つ方法が知りたいと思います。が、、




ある程度、トップレベルに近い選手であれば、
高校生でもそのような指導は受けているでしょう。



ここでは高校生になって、はじめて何かに
チャレンジしてみたい、挑戦しているという方、
向けにもなっております。



最後まで読み終えたあとに、
何か1つでも参考にできるものがあれば、
持ち帰って頂けると幸いです。



解っているけど、やれないこと、
解っているけど、忘れていること、
は、誰にでも存在します。


それでは高校生に、
必要なメンタルトレーニングとは?

ライバルに勝つためのメンタルトレーニング

集中力を高める

どんな場面でも必要になる。集中力。


集中力を高めたいと思うのであれば、
生活習慣の改善も必要です。


睡眠不足、ストレス、情報の詰め込み過ぎ、疲労、
食べ物などでも、集中力を散漫にする原因に
挙げられております。

なぜ、集中力を高めたいのでしょうか?
なぜ、集中力を鍛えたいのでしょうか?


その辺りをしっかりと明確にされた上で、
集中力を高めたいと望むのであれば、
日頃の習慣に気を付けなくてはいけません。


何かをはじめる前に、20分~30分ほどの「仮眠」を取る。
ことで、寝起きに爆発的な集中力を発揮することもあります。 



試しに、やられて見ては、
いかがでしょうか。


寝過ぎには、注意しましょう!


集中力を高める方法は、他にもたくさんあります。
>>どの分野でも使える。集中力を高める方法!選りすぐり15選
の、記事も参考にして頂けると幸いです。

不安や緊張をコントロールする

不安や緊張をコントロールするには、
日々の練習がものを言います。

腹式呼吸」であったり、しっかりとした「柔軟体操
音楽を聴いて」集中力を高め、緊張を緩和したり、
サイキングアップ(声出し)するなどが挙がります。

上記のことを試合の当日に行なうことも大事であり、
前日の体調管理や早めの就寝。
当日の「入り時間」にも気を使う必要があります。



不安、緊張をコントロールできると、
集中力を高めることができます。


不安、緊張、集中力は隣り合わせにあるもので、
どれか一つでも欠けると、ベストパフォーマンスは
難しくなります。


いい意味で、多少の不安感・緊張感を残しつつ、
集中できると、自然と「ゾーン」に入り、
良いパフォーマンスができるかもしれません。


不安、緊張を楽しめる
自分に合う方法を見つけて行くこと、
それがコントロールです。

それはもう「一流」かもしれません。。

やる気・集中力を必要とするオリンピックをもイメージさせるスポーツ選手たちの画像
やる気・集中力を高め、緊張を和らげる方法。~サイキングアップ~

続きを見る

ポジティブ思考を心掛ける

いつまでも練習のときのミスや間違いを
本番まで引きずってしまう、ネガティブな思考。


ネガティブ感情をポジティブの言葉で変えて
行かなくてはいけません。

ネガティブな言葉をポジティブな言葉で
上塗りするイメージで、あなたの中にある
ネガティブを消して行きます。


ペンキをローラーで塗っている、
塗装屋さんを思い出してください。



あのイメージでネガティブな感情を
メモ帳になぐり書きして、ポジティブな言葉に
塗り替えて行きます。

これが一番の近道です。地道にゆっくりと、
行なってください。

ネガティブ思考をポジティブ思考に変える
ことは、地道な作業です。


誰もやらないことをやる、誰もができないことをやる
それが「一流、プロ」です。トライあるのみです。



あなたの中にあるネガティブをポジティブで
満たしてみませんか。
>>ポジティブ思考になる方法。24選
1つでもできることからはじめてみる。
ポジティブ思考は、お早めに。。

問題を解決して行く

問題点を一つ一つクリアすることを心がける。

出来ないことや悩みごと、なんでも気になることは、
一つ一つクリアして行きます。


その一つ一つの積み重ねが自信につながり、
相手に打ち勝つための「目標」「アイデア」が浮かんできます。

まさに「塵も積もれば山となる」ではありませんが、
小さな努力が多く重なり合うと、とてつもなく
大きなものを手にする。堂々としたものができあがる。


小さな努力を積み重ね、堂々とライバルに、
立ち向かい見事な「花」を咲かせましょう。。




諦めが悪いのも、才能です。
できないことを放っておくことも、
また才能です。が?先は見えないままです。




どうしても乗り越えることのできない壁が、
存在するのも、確かです。


身体的な問題や事故に遭うなど、難しいときもあります。
そのときはまた別の方法や道を探すことも可能です。


自分でどうすることもできない壁には、
「協力者」を探しても良いのではないでしょうか。


「諦めない心」
人生では、必要になります。

将来を見据えたメンタルトレーニング

目標設定に必要不可欠なメモ書き

ここでは将来(プロ)を考えているのであれば、
必ず必要になってきます。

これがデキているのと、いないのとでは、
雲泥の差さが生まれることでしょう。

雲泥の差(うんでいのさ)とは、
=天と地の差。 大きくかけ離れた違い。月とすっぽん。

目標設定

目標設定の一択です。細かい目標設定を
一つ一つクリアして行く、これに限ります。


「心・技・体」は、全ての競技者に必要です。

「技・体」に関しては、いつも行なわれている練習や
試合でもトレーニングは可能です。

しかし、心を強くしたいと望むのであれば、
書かなくては強くなれません。


もちろん普段の練習や試合で、心も鍛えられます。


それでも「ここぞ!という時に勝てない」あなたに、
足りないものとは、何でしょうか。


自分を知らない」ことです。
自分というものを解っていないのです。

高校の某有名校といわれている部活動では、
先生との対話ノートや相談ノートなるものが存在します。。


あれはまさに理にかなっている方法で
選手(生徒)の目標、悩み、課題など、
なんでも相談できます。


普段、面と向かって言えないことも書けますし、
生徒本人が悩みの理解を深められる。
そして、先生からもアドバイスを頂けるという
生徒の「やる気」を引き出す、「問題解決ノート」です。

書くことで、手を使い、目で確認し、
頭を使って文章を考え、脳から足のつま先まで
書いた内容(問題・目標など)を伝達してくれます。

自然とカラダ全体で問題に取り組んでいる、イメージです。


将来を見据えて頑張って行くという人には、
書くことが必要です。


ノートでも、手帳でもなんでも良いので、
自分のことを記入してください。

例えば、
どこの、どのような場面で、
もの凄い緊張感に襲われて、自分の思うような
パフォーマンスができなかった?


そして、その緊張の理由は、なぜ?を、探して行き、
「紙に書いて、目で見て、カラダで確認した」ことを、
次の練習から本番でいかせるような取り組みを
トレーニングに繋げて行けると、収穫ありです。


自分が望んでいる未来に「いま何が?必要で、
何をするべきか?」が、分かるようになると、
どんどん自然とアイデアが湧いて来て、
目標に近づくための努力ができるようになります。



目標を設定し、一つ一つ確実にクリアして行くことから
はじめてみてはいかがでしょうか。

未来をイメージする女性
未来で自分のなりたい姿をイメージする方法

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気を付けるべき習慣

勝つために気を付けるべき習慣とは。長時間ブルーライトを浴びること。

このような事を言うと怒られそうですが、
高校生と言っても、まだまだ子どもです。


世間のあらゆる誘惑に負け、将来を有望視されていた人が
去って行くのを何人か、見て来ました。


高校生活の過ごし方というのは、もの凄く大事です。


本気で何かにチャレンジしているときは、
まじめに、ストイックでなくては、
一流への道は険しいでしょう。。


生活の乱れは、心の乱れ!生活習慣が乱れていると、
心も乱れて来ます。

ちょっとしたことで人間の心は乱れます。
少し気を付ける必要性があるかもしれません。高校生。

甘い誘惑?

夜中のブルーライト

ブルーライトを長時間や夜遅くまで見続ける習慣は、
考えものです。気を付けなくてはいけません。


特に「球技」と言われる競技を行なっている人は、
スマホ、パソコンなどは、時間と
ルールを決めて使用する必要はあります。

集中力散漫や視力の低下なども起こり得ます。
「見過ぎ、やり過ぎ、行き過ぎ」過剰な3過ぎに、ご用心。


ボールが見づらくなる。かもしれません。

食事を抜くこと

食事は朝・昼・晩としっかり摂る必要はあります。が、
スポーツ選手やアスリート、競技者のなかには、
日によって3食、食べれない人もおります。

なるべく3食を目指し、摂れない時には
どこかのタイミングで栄養補給をすると良いでしょう。



バナナ、プロテイン、ゼリー飲料など手軽に
栄養補給できるものを摂っておくことを
おすすめいたします。

空腹の状態では、集中できません。
時間に余裕を待つ心がけも必要ですね。

不規則な生活リズム

スポーツ選手やアスリートが夜型で、勝てますか。
勝てる訳がありません。



夜に試合や大会はあるのでしょうか。
国内であれば、ほとんどの試合は昼間に行われます。


海外での試合であれば時差の関係もあり、
調子の良い選手もいるかもしれません。

海外での試合やオリンピックの代表に選ばれるには、
国内の選手に勝たなくてはいけません。


朝に強くなくては、代表になれる確率は
だいぶ落ち込むのではないでしょうか。

夜型で、寝るのはだいたい深夜という方は、
しっかりとした睡眠が取れているのか?は、
疑わしいところではあります。


夜早く寝て、朝早く起きる習慣の人に、
夜型の人が力で、朝型の人に勝つことはできるのでしょうか。

怒りをコントロール

怒りをコントロールできなくてはいけません。


上に行けば行くほど、
コントロールできなくてはいけません。


たまに試合の終盤に「怒り」のおかげで、
逆転勝ちを呼んだ!ということがあります。

試合の途中で我を忘れるほど「怒り」が湧いて来て、
集中できなくなり、敗れた。のでは、悔しいだけです。

たまにボクシングの試合で、起こります。
殴られた拍子に我を忘れて、「怒り」が込み上げ、
カウンターをもらって、負ける。


なんてこと起りえるのです。。

怒りの原因には、食べものや睡眠不足、
ストレスなどからでも生まれます。

普段から気を付けることと、怒らない習慣を
身に付けて行くことが必要不可欠。


怒りをコントロールすることができると、
人生で得することが多いのは、確かです。


まずは、6秒ルール。

「怒りを感じたら、6秒我慢する」6秒ルールや
気分を害すような人やモノから距離を取る。


怒りをコントロールできると、
どんなお得が待ち受けているのでしょうか。


楽しみでなりません。。

6秒ルールとは

 脳科学で怒りにブレーキがかかるまでを「6秒」と言われ、
それを過ぎると「怒り」が収まって行く特徴、ルール。


「怒りをコントロール」できた者だけが知る世界があります。
>>自分を変えればいいのに。(怒りのメリット、デメリット)
あなたに「気付き」を与えてくれるかもしれませんね。

睡眠不足

睡眠不足では、何もできません。
「食い気」より「眠気」というぐらい大事なことです。


記憶力・集中力・注意力・判断力・免疫力の低下、
疲れ・ストレス」など「睡眠不足」というだけで
カラダへの負担はもの凄いことに。


人や年齢にもよりますが、私たち人間の睡眠時間は
6時間から8時間ぐらいが良いとされています。


自分のベストな睡眠時間を知っておくことも、
アスリートになるためには必要です。

良い睡眠を心がけるには「早寝早起の習慣」
そして朝、日光を浴び、「朝・昼・晩の3食」を摂り、
運動をして、一日の終わりを「入浴」で締める。


このルーティンが、ほぼほぼ守られていると、
ぐっすり眠れます。

このルーティンに、食後の「チョッと寝」や「就寝前の間食
コーヒー・紅茶などの「カフェイン摂取」そして、
布団に入ってからの「ブルーライト」の日光浴?ではありませんが、
スマホいじり?そんな行動を取っていれば眠れるわけがありません。

どんどん元気になって行く、一方です。
生活習慣というのは、簡単に抜け出せるようで、
なかなか抜け出せません。



日ごろから気を付けたいところです。。

ストレス解消


やはり高校生ともなると、いろいろと気を使い
部活動を行なっていると、「上下関係」「部内騒動」
「雑用」などで、ストレスも溜まります。


そんなときには、一週間・二週間に1回ぐらいのペースで
ストレスを解消できるモノやコトが必要です。

その日は、すべてのことを忘れられることや
気分スッキリできるモノやコトがよいでしょう。

ほんま
ほんま

当時の、私のストレス解消法といえば、思いきりランニングで
汗を掻き、のんびりとお風呂に浸かることでした。



なんて、つまらない人間なんでしょう。。

これが一番、私にとってお金の掛からない。
とっておきのストレス解消法でした。



やはり高校生の一番のストレス解消法といえば、
彼氏彼女との「デート」でしょうかね。


オンとオフの切り替え上手になることは、
生きて行く上で、必要なスキルです。


その他に、カラオケやボーリング、音楽を聴いたり、
好きな歌手のライブに出掛けたり、大勢で食事することなど、
いろいろあります。


参考にされて見てはいかがでしょうか。

まとめ

高校生にもなると、子どもと大人の境界、
狭間の状態です。


ときには子ども扱いされたり、
都合よく大人扱いされたりと、
もどかしくツラい年代でもあります。

義務教育から卒業して最初の学び舎。


何かにチャレンジし、ひた向きに頑張り、
有意義な3年間を過ごして頂きたいと思います。


高校生活に入る前に可能であれば、メンタルについて
学んで欲しいというのが私の本音ですが、中学生から
メンタルトレーニングの広がりを見せていないのが、現実。

少しづつ動き始めているということも、
ちょこッと耳に、入って来てはおります。

高校生活3年間というのは、もの凄く大事な時期です。



恋人を作ってデートするのも良いでしょうし、
スポーツに本気で打ち込んでプロを目指すのもよいでしょう。


高校の3年間は人生を左右すると言っても
過言ではないほどの選択に迫られているのも、事実です。


大学に行ける頭がある人はいいです。
大学に行ってさらに4年間、人生の選択を考える
余地ができます。


高校生は就職か?進学か?の大きな分岐点でもあります。

そんなとき、「強いメンタル」を持っていれば、
自信もって自分の進路を決めることが
できるのではないでしょうか。


揺るがない心を身に付けられるアイテムが
メンタルトレーニング」です。
深掘ってみる価値ありそうですね。



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