食育

食欲不振の原因は「能(脳)力」を磨くことで解消する

  1. HOME >
  2. 食育 >

食欲不振の原因は「能(脳)力」を磨くことで解消する

食欲を管理する能力を磨く



地球で生きて行くために必要な食事。生きて行くために欠かす
ことのできない三大欲求の一つでもある食欲。

「人」によっても異なりますが、数ある「欲」の中でも食欲を上位に
挙げている人も多いのではないでしょうか。


この世に生きている人のほとんどが、決まった時間に起きて、
決まった時間に食事を摂り、決まった時間に出かけて、
決まった習慣で、お腹の空くルーティンを持っていることでしょう。

人間が一生涯、持ち続ける欲求でもある食欲食べれることに
感謝して、しっかりと食べなくてはいけません。


あなたは、お腹が空いて何も食べていない状況が続くと、どうなる
でしょうか。

イライラしたりボーっとしたりと、頭(脳)働かないといった
経験あるのではないでしょうか。

あなたが望むべストパフォーマンスを可能にする「食事」。
眠気を誘う「食事」。集中力、記憶力を高める「食事」。

食欲を管理できる者は、世界を制する。と言われるぐらい重要な食事。
質や量に気を使いながら食事管理に目を向けて見るのもよいのでは
ないでしょうか。

あなたの中に眠る新たなる才能や能力を開花するのも時間の問題
かもしれません。


食べる能力を磨くことが、あなたの未来を変え食欲を絶やさない
ことこそ、生きる力・長生きへと繋がっていると言えます。


骨付き肉にかぶりつく子ども
「噛む」ことで得られるカラダに良いこと。9選

続きを見る

食欲は、脳が管理する



食欲」というのは「」にある「大脳」「視床下部」で管理されて
います。



」が空っぽ状態のときは、胃が収縮したり、血糖値が下がったり
するので「視床下部」にある「摂食中枢」が刺激を受けます。

摂食中枢が刺激を受けると、食べたい感情が湧きあがり、食欲を掻き
立てます。

大脳(だいのう)脳の中で最も大きな部分にあたり大脳内部では、
言語、思考、感情、学習などをコントロールする場所です。

目や口で感じ取った情報が、神経を通じて食べモノやその周りの
情報を脳内に送り、あらゆる情報を繋ぎ合わせ視床下部に送ります。

視床下部(ししょうかぶ)内臓の働きや内分泌の働きを
コントロールし、摂食中枢と満腹中枢で食べることを調節します。

糖類の低下や視覚的な刺激を受け、摂食中枢が揺さぶられると、何か
食べたくなります。

満腹中枢(まんぷくちゅうすう)脳の視床下部にあり摂食行動を
調整する中枢神経で食欲を管理し、指令を出します。

食べモノを摂取すると、血糖値(ブドウ糖)が上昇し満腹感や満足感を
「大脳」に知らせ食べ過ぎを防ぎます。


摂食中枢(せっしょくちゅうすう)血糖値が下がると、摂食中枢が
活発になり、空腹を感じはじめます。

人間は、自然と摂食行動が起こり、カラダに栄養を供給して生きて行く
ことができます。

摂食中枢が鈍くなると食べるという気持ちが起こらず、どんどん痩せて
行きます。


脳に、お腹がいっぱいで何も食べれない。と指令を出すと食べモノの量を
コントロールすることも可能になります。


食欲を記憶する脳



間食・おやつで食べたモノ。お腹は空いていないけど口に入れた曖昧な
食事(お菓子など)も「脳」は記憶します。



昨日の空腹感は、和食。今日のカラダの疲れ具合だとパスタ。お腹
ペコペコ状態の日には、焼肉。などと、過去の空腹を「」が覚えている
ので、空腹度合いによって食べたいモノは、ほぼ決まっていると言って
よいでしょう。

あなたが昨日とまったく同じ行動を取り、変わりのない生活を送っている
とします。食事のタイミング食べたモノを脳は覚えているので、
毎週、同じものを食べても平気になるはずです。

もっと極端なことを言ってしまうと毎日、同じメニューの食事を摂っても
問題ないでしょう。ただ毎日、同じモノを摂食することで起きる、栄養の
偏りだけは避けなくてはいけません。

いままでの食欲や食習慣、食体験、知識、見た目からも影響を受けるので、
新たなる食欲食習慣を生み出すことで、あなたのグルメは磨かれて行きます。


食事の楽しさ、美味しさを肌で感じ体感することで、食べる意欲を育てて
いるのです。

日々のサイクルをずっと継続できると、永遠に同じものを食べ続けることも
可能になるでしょう。


朝は、「おにぎり。」昼は、「カレー。」夜は、「野菜炒め。」に
「納豆、味噌汁、サラダ」など、多少の味変を加えつつ、けっこう継続できます。


たとえば、あなたの日々の習慣にいままでとは違う行動がプラスされると違った
栄養を欲してしまう。取り入れたくなります。

生きているとイレギュラーな事や変則的なことが時として起こります。普段の
行動とまったく違うことにエネルギーを消費してしまうことで、いつもと違う
栄養を取り入れたくなる衝動にが駆られます。


いつもとは違う神経エネルギーを使うことで、疲れ具合も変わってくるので、
普段は甘いモノを食べない人でも、ときには甘いモノを欲してしまうということです。


その日の疲れ具合で、食べたいモノが変化する。これが世の中の主婦(主夫)
悩ませている。困らせている。要因と言えます。

いま、生活が苦しくて節約中であるというかたは、何日も同じモノを食べている。
かたもいるかもしれません。


もし機会がありましたら、自分の食習慣・生活リズム・行動範囲をメモしておき、
食事の変化をチェックされるのもオモシロいのではないでしょうか。


食欲不振の原因



人は生きていると他人からの誘惑に負けてしまうことが多々あります。



たとえば、仕事上の付き合いで焼き肉に誘われたり、恋人とのデートで
間食・おやつに、たこ焼きやお好み焼き・アイスにポップコーンなどと
誘惑に負け、新たな食習慣が加わります。

このどんどんプラスされて行く食習慣も、あなたの脳が喜べばデートには、
たこ焼きにお好み焼きにアイスを食べるという食習慣ができ上がります。


人は疲れてくると、さっぱりしたものが欲しくなり、飽きてくると
違うモノを欲します。

一日三食、しっかりとした食習慣を摂り入れ、お腹の空くリズムを知り、
子どもの頃から食べることへの意欲・食欲を掻き立てるような食べモノ
理解しておくことが大切です。


お腹が空いたからと、なにも考えずに暴飲暴食していれば病気になる準備を
始めているようなものです。



計画性のない間食おやつが新たなる食の乱れ食欲不振を招くということも
肝に銘じておかなくてはいけません。

食欲不振」とは、食べる気がしない。食べる気が起きない。恋をして胸が
苦しくて食欲がなかったり、仕事でミスして凹んでいるときに食べる欲求が
低下している状態のことをいいます。


注意事項」として、
食欲不振も、さまざまです。もし食欲不振で健康カラダに支障をきたして
いたり、ご自分で気になるところや食欲不振継続するようであれば、
お近くの病院などを受診されるか、かかりつけ医に、ご相談させることを
おすすめいたします。

食育の学びが「環境」に「カラダ(健康)」に生きる力を与える。

続きを見る

-食育
-