食育

メラトニンで生活リズムを整える。(体内時計)

  1. HOME >
  2. 食育 >

メラトニンで生活リズムを整える。(体内時計)

正しい生活リズムが、よい習慣を作る

Smiling children signing OK

あなたは、しっかりと「お腹」が
空いてから食事を摂っているでしょうか。



朝、昼、晩」と、しっかりとした
習慣」が身に付いていると、
時間になれば、お腹は空いてきます。




これが「朝食」を食べずに、一日の最初の食事が
お昼」からという方は、
昼食間食おやつ夕食間食」
何度も「間食」と「おやつ」を摂り入れないと、
お腹が空いてしまう状況にもなりえます。 



この「間食」と「おやつ」の習慣を摂り入れて
食べていれば、ゆくゆくはお腹の空く暇もなく
食べ続ける状況ができ上がります。


このお腹が空く暇もなく食べ続けている状態が
まさに「メタボ習慣」。



メタボリックシンドローム予備群に加入できる。
権利を待っている。状況です。



お腹が空く暇を与えず常に、なにかを食べ続ける。
このリズムで食べていれば、「痩せる」ことなどできません。



そして、夕食後に間食など摂り入れてしまうようであれば、
寝る時間は遅くなり、胸やけにより朝起きる時間も遅くなり、
悪い習慣、「寝不足」習慣の始まり、となります。

ほんま
ほんま

いまの「食生活習慣」が、
10年後の、「あなた」を作ります。


10年後には、もしかすると、動けなくなるほど、
大きなカラダに生まれ変わっているかもしれません。



朝起きて、朝食。仕事(学校)に出かけ、
働いたり、勉強したり、そうこうしている間に
午後12時ごろ、自然とお腹が空く習慣を、
あなたは作れているでしょうか。


人間にとって、当たり前で健康的な
生活リズム」を作ることが
とても大切になって来ている。と、
言えるのではないでしょうか。


昔から人間は朝、起きて、昼間(日中)に活動し、
「夜」はゆっくり休む。習慣が身に付いております。





子どものころから社会人になるまでに
習慣づけられた。とても大切な「生活リズム」。
太陽と同じ、日周運動です。



社会人になると、この太陽と同じ行動を
取ることができない方が多くいます。
仕事の関係上、昼夜逆転生活を送っている方や
夜遊びが楽しくて夜通し遊び続けてしまう方も、
いらっしゃることでしょう。


これは、問題なく元通りの生活に戻すことのできる、
大人の方であれば問題なく許されることです。



しかし、これがまだ学校教育を受けている、
「小、中学生、高校生」ぐらいで、太陽と同じ
日周運動」に逆らった生活を送るとどうなるのでしょうか。


極端なことを言うと、体内リズムは乱れ、「睡眠不足
倦怠感」を呼びます。ある人は、家に「引きこもり」、
学校は「不登校」になり、いつも「イライラ」し、
日中(昼間)に頭は働かず、ボーっとした状態である。
という方も。

この狂った体内時計、体内リズムを正すのが
太陽(日周運動)になり、太陽を浴びることで作られる。
メラトニン」が必要になるわけです。。



メラトニンが必要なワケとは?メラトニンがもたらすものとは?
そして、メラトニンとは?一体、何なんでしょうか。
>>メラトニンについては、こちら<<



概日リズム(サーカディアンリズム)


人間の一日のリズムで、「概日リズム」
英語で「サーカディアンリズム」
という言葉があります。


【概日リズム】「サーカディアンリズム(circadian rhythm)」とは、
「人間(生物)の運動」「生理現象」など、24時間周期を
リズムとし、「体温」「ホルモン分泌」もサイクルで
変化する内因性リズム(体内時計のようなもの)のことをいいます。



人間の体温は昼間に、もの凄く高くなり、
夜、もっとも低くなります。


生きているものすべてに「自然と」備わった、
眠りを誘う体内時計。それがサーカディアンリズム。


人間は地球の自転と同じサイクルで
内因性リズム(体内時計)を持っており、
24時間周期で、朝・昼・晩の規則正しい食事や
日の光に当たることを人間の習慣としてきました。


私たちは地球に生まれ出たときから、地球のリズム、
環境、習慣、地球のルール、で生かされているのです。




人間がもともと持っている「体内時計」「睡眠リズム」
「食習慣」、生活リズムは、地球のサイクルと一緒に
作られております。
生きていると、このことを私たちは忘れてしまいがちですが、
この世に生きているものすべてに、もの凄く大切なことです。



家に「カーテンのない生活」を始められると、
あなたも地球のサイクルを理解し、「健康」になりえる。
かもしれませんね。

乱れた体内時計を治すには。(時差ボケ)


普段から体内時計を正常に保っている状態で、
海外に行くと「時差ボケ」を起こします。



地球は丸いので、日の出の時間は少し海外(国)によっても
変わってきます。

時差ボケ」を治すには、その地で「日の光」が
出ている間に「活動」し規則正しい「食事(朝・昼・晩)」を
しっかり摂ることで、時差ボケをなくして行きます。

ほんま
ほんま

狂ってしまった。
概(おおよそ)日(一日の)リズム(調子)」は、
その地の「日の光」や「食事の時間(食リズム)」で
調整しなくてはなりません。



最近は、スマホパソコン、テレビ、ゲーム
普及により、「起床時間」「食事を摂る時間」など、
生活リズム」の乱れた状況ができ上がりつつあります。



幼少期から成長期のころの「生活習慣」は、もの凄く大切で、
乱れた「概日リズム」は、子どものカラダの成長を妨げる
要因にもなりえます。




両親による規則正しい「早寝早起」「食生活習慣」を
」が、お手本となり実践し、子どもたちに
教えてゆく必要があるのではないでしょうか。


「ブドウ糖」が、あなたの能力を高める。~朝食で、疲労回復。~

続きを見る

メラトニンって、なに。

メラトニンは、松果体から分泌される
脳内ホルモンです。


命あるものすべての、「概日リズム(体内時計)」
「季節性リズム」「睡眠」などを整え、
深く関わる深部体温(心臓や脳など、カラダの
深いところ。)をも朝は高く、夜は低く調整する。
とても重要な任務を負っております。




目から入った光は、体内時計を経て松果体に達します。
明るい光によってメラトニンの分泌は抑えられているため、
日中はメラトニン分泌は低く、夜になると分泌は高まり
増えて行きます。

昼なのか、夜なのかも分からない。
「日光」の入らない部屋では、人間の体温は、
昼は高く、夜は低くと、「神経」は感じ取ります。



また、デパート店内の灯り「1000ルクス ほど」を
夜間でも浴びると、メラトニン分泌量は低下して
行くとのこと。

デパート店内の明るさを、「家の中」でも浴びてしまうと、
メラトニンの分泌量が低下して行くので、よい眠りの
妨げになりえる。ということですね。

すなわち、

メラトニンは「日光(自然光)」と「環境光(蛍光灯)」の
両方からでもコントロールを受けてしまうことになります。



ほんま
ほんま

メラトニン」は、朝起きてから
15時間後に分泌され、日の光を
浴びないと分泌されません。



朝7時の起床であれば、夜10時ごろ、脳に存在する
小さな内分泌器である「松果体」で概日リズムを
調節する「ホルモン(メラトニン)」が分泌されます。


メラトニン」は、夜になると「脈拍」「体温」「血圧」を
低く保つことで、眠りに入る準備ができた。と
カラダが認識し、「眠り」を誘うことになります。。


朝日を浴びて規則正しく生活することで、
メラトニン」の分泌量も調整され、人間の体内時計や
生活リズムを整える働きを行なうことになります。

ということは、です。
朝6時に起きれば、夜9時前後には眠気がくる。
朝7時に起きれば、夜10時ごろに。。
朝8時に起きれば、夜11時前後には眠気が来る。のです。



ほんま
ほんま

あなたが夜、「寝たい時間。」言ってしまうと、
あなたの「起床時間」と、あなたの「就寝時間」は、
ほぼほぼ調整できる。と、言えます。




不規則な生活で、昼夜逆転するような生活を
続けている人は、「メラトニン」が分泌されず、
睡眠障害が起こり、「睡眠不足」や「不眠症」に
なりえる可能性もあるわけです。



自分で眠る時間を調整できるようになる。と、
不要な睡眠不足からの「疲れ」や「倦怠感」を取り去り、
元気に活躍し、健康的に活動できるカラダが期待できます。



そして、
メラトニン」が一番多く分泌されるのが
幼児期(1~5歳)と言われており、
そこから「歳」を重ねるごとに分泌量は減って行き、
睡眠時間が短くなる傾向にあります。

よく「歳を取ると眠れなくなる。」というのは、
メラトニン」の分泌量が減った。ことになり、
「赤ちゃん」がよく眠るのも「メラトニン」の分泌量が多い
ことが言えます。




メラトニンは、ほぼすべての生物の体内に自然と存在し、
動物をもコントロールできてしまうほどの、味わい深い
安らぎ「ホルモン」。知れば知るほど必要不可欠なもの。
なのではないでしょうか。

分泌(ぶんぴつ)とは、人間や生物がカラダから排出する特有の
代謝物のことをいい、分泌を行なう細胞を「腺(せん)細胞」。
ホルモンを体内に出すことを「内分泌」。汗を体外に出す
ことを「外分泌」といいます。




3R。~いま私たちが求められているものとは~

続きを見る

 

-食育
-