メンタルトレーニングは、七転八起。
あなたは「失敗した」とき、どんな感情が湧いてくるで
しょうか。
「悔しい」「惨め」「恥ずかしい」など、マイナスな
感情が湧き上がることでしょう。
これはそばに「他人」がいたときに、思い当たる感情です。
![ほんま](https://i0.wp.com/www.homma.group/wp-content/uploads/2024/04/1653807293.77402_536.png?resize=100%2C100&ssl=1)
他人に見られたときの「失敗」や「負け」は、
結構、心に響きます。
あなたにも恥ずかしさや悔しいさが込み上げてくる
ような経験、あるのではないでしょうか。
たとえば、
「一人で歩いている。」ときに転んだり、
ツマズいたとき、あなたならどうしますか。
道を歩いているときに、もし転んでしまったら、
すぐに立ち上がり周りを見渡し、さっさと逃げるように
立ち去るのではないでしょうか。
私は靴の重さに疲れて5㎝ぐらいの段差に、
ツマズくことがあります。
あの時の小っ恥ずかしさは、穴があったら
入りたい気持ちでいっぱいになります。
「道」で転んだときに、周りに知り合いもおらず、
ケガもないのであれば、
「なにもなかった感じを装い、素知らぬ顔。」で、
「服の汚れをすぐさま払い除けて立ち去る。」
周りに人がいなければ「マイナス感情」は、
起きないのではないでしょうか。
「起きる。」「最悪。」というかたがいたら、
すみません。しかしこれは、そんなに
「気にすることのない。」失敗です。
道で転んだのはあなた(自分)に原因があったの
でしょうか。
あなた(自分)の原因による可能性は少ないです。
道で転んだ原因には、
「凸凹道」で歩き難かった。
地面が水で濡れていて滑った。
ことが原因で「転び」「滑った」のであれば、
あなたには、どうすることもできない原因に
なります。
あまり考えるに値しないことが分かります。
とっとと、忘れてしまいましょう。
たまたま、
「足のサイズに合わない靴を履いていた。」
のであれば、しっかりとした「靴選び」をする。
人生にはイレギュラーなことがたくさん起こりえます。
同じ失敗を重ねて、失敗から学ぶことが、七転八起。
転んだら、また立ち上がればよいだけです。
七転八起(しちてんはっき)=7回転んで8回立ち上がることから。
何度、倒れても起き上がる。何度、失敗を繰り返してもへこたれず、
戦い抜くこと。(四字熟語)
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未来で自分のなりたい姿をイメージする方法
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ムリな計画・目標は立て直す
![本質を見極めるためのメガネ](https://i0.wp.com/www.homma.group/wp-content/uploads/2024/04/23113922.png?w=920&ssl=1)
たまに「よく転ぶ」という人がいます。あなたの周りに
いないでしょうか。
なぜ、「よく転ぶ」のかを考える必要があります。
「凸凹道をよく歩いている。」
「サイズの合わない靴を履いている。」などの理由が
思い当たらないかたは、メンタルに目を向けて見る。
メンタルトレーニングの要素を取り入れる必要が
あります。
よく転ぶかたの「原因」「理由」には、足腰の弱さも
考えられますが、あなたの過去の経験から
「転んだときのイメージが記憶に残っている。」という
かたはいないでしょうか。
はじめに転んだときの記憶が頭の片隅に残っているかたは、
また同じような場面に遭遇したとき、転んだ記憶が鮮明に
蘇ってきます。
あなたがネガティブな記憶を事あるごとに思い返し続けて
いれば、それがたとえ嫌なことであったとしても、願いが
叶ってしまいます。
🔵それでは頭に「残り続ける記憶」や「悔しかったこと」
「恥ずかしかったこと」は、どのようにして忘れて行けば
よいのでしょうか。
悔しい「失敗」や「負け」は、この言葉で忘れ去ることが
できます。
>>魔法の言葉、『まいっか。』で、あなたのツラい記憶を、
どこかへ消し去ってくれるでしょう。
立ち直ることができない人のなかには、自分自身を追い
詰めてしまい下へ下へと落ちてゆくようなかたもおります。
そのような考えかたでは問題を難しくするだけです。
人は練習に練習を、重ねても失敗してしまう生きものです。
確実にこれだけのことを行なっていれば、満足のいく
「結果」や「成果」が得られるというものはありません。
「体調不良」や「天候」によっても自分のペース配分が
乱れたり「ズレ」が生じることなど当たり前にありえます。
私たちの日頃の予定などは、様々な原因によってズレが
生じるワケです。
そんなときに考えることは、
「なぜ、予定通りに行かなかったのか。」
「なぜ、できなかったのか。」と自分自身を責める
のではなく、
「この予定(内容)にするべきだった。」
「この練習に取り組むべきだった。」と、
自分自身に「問う」「確認」するように考えて行きます。
たとえば、
🔵毎日のランニングを「5㎞」走る。と目標に
掲げたはいいが、三日目に休んでしまいました。
それは、
「やる気がないからだ。」「体力がないからだ。」と、
自分自身を責めるような考えかたをするのではなく、
「目標の掲げかた」に問題があり、ランニング「5㎞」と
設定したものを「3㎞」や「2㎞」にすべきだった。
と考えて行きます。
※自分自身を責めるのではなく「目標設定」が、単に下手
だっただけです。
無理のない「目標設定」に気が付けたのなら自分自身と
対話を繰り返し、もっとも自分に合う効果的な「目標」を
考えて行きます。
メンタルトレーニングで大事なことは、「プラス思考」
です。
失敗したときに「なぜ、失敗したのか」を考え、思考を
切り替えて計画を「立て直し、練り直す」ことが大切です。
よく転ぶ人が解決に向かうための目標設定を「練り直す」と
したならば「転んでいるイメージ」を多少なくせたことを
前提として、
「舗装されていて、キレイな道を歩く。」
「転ばない靴( スニーカー 等 )で出かける。」
「キレイに歩いている人の姿をイメージする。」など
現時点の自分と相談して、最も効率的な「解決方法」を
探って行くことが「目標達成」を早め、思っている以上の
成長を感じることができることでしょう。
一つの考えに固執するのではなく、考えかたを少し変えて
みる柔軟さと複数の選択肢を備え持っていると、目標の
継続を可能にします。
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目標設定でやる気(心)のモチベーションを上げる方法
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考え(憧れ)と現実との誤差
あなたは失敗したとき考えていることと、現実の
行動に多少の「誤差」を感じたことはないでしょうか。
自分の気持ち(心)と現実との「ギャップ」を考えると、
気持ち(心)や思考については軽く見られがちです。
テクニック・スキル(技)、肉体(体)は、常に鍛え
積み重ねてゆくことを可能にし、気持ち(心)は
プラスの訓練を重ねてゆくには長い年月や努力を要します。
たとえば、サッカーボールを蹴る動き一つとっても、
自分で「蹴っている感覚」と、周りが「見ている感覚」には、
かなりの誤差が生じたりします。
サッカーボールを蹴った本人は、ボールが重く感じて、
あまり気持ちよく蹴れなかったと感じていたとしても、
周りで見ている人の「感覚」では、「すごい蹴りだった。」
と感じている人もいるワケです。
自分では上手く蹴り上げたつもりでも、カメラで
撮った映像には、すごく無様な姿に映っていたり、
とてもキレイに蹴れたとは言えないほどの動きに
なっている。なんてことは大いにありえます。
自分の中の感覚と現実との「ギャップ」に驚かされる。
このギャップの誤差を少しでも縮められる努力ができると、
あなたの未来を輝かしいものに変えるのではないでしょうか。
あなたの「 心 技 体 」を確かめる
![心技体を兼ね備えたスライディング](https://i0.wp.com/www.homma.group/wp-content/uploads/2023/03/734949-e1716026096608.png?resize=311%2C199&ssl=1)
あなたの「心」は日々、変化するのではないでしょうか。
あなたのいつもの心理状態と当日(現実)との
違いをハッキリと理解していなくては「七転び八起き」
どころの騒ぎではなくなります。
ここで少し質問させてください。あなたのいま現在の
考えと、現実との差を確認する4つの質問になります。
あなたの考え(思考)と現実との誤差を縮めることが
できるかもしれません。ぜひ時間のあるときにトライ
されてみてはいかがでしょうか。
① あなたは「会社・学校・試合」などで、
本来の能力(フルパワー)を出せますか。
② 日頃の「練習」と同じように「会社・学校・試合」で
同じような動きができますか。
③ 人間に必要な三つ「心・技・体」のうち、いまあなたが
大切にされている割合をご記入ください。
いまのあなたは自分のどこに重きを置いていますか。
(心技体3つの合計を100%でお答えください。)
( 例 心 20% 技 40% 体 40% )
④ あなたは普段から「会社・学校・練習」でも、
「心・技・体」の割合は③で記入した時の割合に
なっているでしょうか。
(心技体3つの合計を100%でお答えください。)
( 例 心 40% 技 30% 体 30% )
この質問は、あなた自身の「理解」を深め、
場面によっての「心」の状態を知るのによい質問です。
あなたが質問に対して正直に答えることで、
自分の心と理想と現実の誤差を把握しやすくなります。
毎日の必要はないですが、たまに「心」がブレていると
感じたときに行なわれるとよいでしょう。
あくまでも正直に素直な解答ができないと、
いつまでもあなたの考えと現実との誤差に悩まされ、
自分自身を知ることは難しくなります。
現在地を知る
その場の状況を肌で感じ、目を閉じ、ゆっくりと
深呼吸してから記入されると、自分の「心」と
「現実」との違いを確認しやすくなります。
私は「 心 40%・技 30%・体 30% 」になりました。
「心」「技」「体」が均等でないと、「行動力」
「やる気」が起きないのは、私だけでしょうか。
これが3か月後には「 心 10% 技 40% 体 50% 」
こんな感じだと、かなり「心」に傷を追っている。
感じがします。
「心」が弱り果てているにもかかわらず、
「体」は元気という、この状態は人間として、
バランスを保つのがやっとの状態かもしれません。
たとえば、Aさんは、
サッカーで90分間走りきる「体力」が必要だと、
考えてます。
しかし、Aさんはフォワードで、「キック力」
「技」「シュートの正確さ」の練習に多くの
時間を取られています。
自分が必要に感じている
「90分間を走りきる体力作り」を行なうことが
できていません。
「人」は、いまの自分がどの程度、練習が
偏っているのかを分かっていないところがあります。
いまのAさんは、この感じでしょうか。
「 心 20% 技 60% 体 20% 」サッカー選手にとって
体力がないと、他の選手にポジションを奪われる
可能性は大いにありえます。
そんなときに、あなたの「ペース配分」や
「現在地」を確認することが必要になります。
自分では気づけていない。いまのあなたの
「現在地」を明確にできなくてはいけません。
時間の配分に関しては細かく細分化して記録をとり、
「紙に書き出す」ことで確認できます。
「自分のメンタルをいつも理解しておく」ことは、
自分を知り、自分の現在地を知る手掛かりにもなりえます。
どんなときにも自分の「 心・ 技・ 体 」の数値が
理解できていると柔軟な対応を可能にし「七転八起」をも
楽しむことができるようになっているのではないでしょうか。