サイキングアップ!最近、注目されている心理テクニックです。
日々の仕事や勉強、プレゼンに試験前など、「ここ一番」で必要になるのがやる気と集中力。
緊張で本来の力が発揮できない?なんてことは、誰にでもあります。
サイキングアップ、これは自分の心と身体を整え、やる気と集中力を高めるためのテクニックです。
簡単にできるセルフマッサージや呼吸法、ストレッチを交えながら、誰でもすぐに取り入れられる方法になります。
短時間で実践でき、緊張もほぐれるので、初めての方にもぴったり!
集中力を高めたい方、ここぞという場面で実力を出し切りたい方、必見です!
やる気・集中力を高め、緊張を和らげる
何かが始める時、あなたの「心」の状態は、どのようなものでしょうか。
「緊張」で心蔵がバクバク、足がガクガク、体全体が「ガチガチ」になっている経験はないでしょうか?
小・中学生から高校・大学など、教育を受ける場では、緊張する場面と遭遇することは多いです。
例えば、あなたがもし、この立場であったなら緊張するでしょうか?
〇運動会でのリレーの代表選手。
〇生徒会長のあいさつ。
〇学芸会の終わりの言葉。
〇卒業証書を受け取りに行く時の返事の「はい!」という掛け声!
〇○○委員の発表会で、全校生徒へ作業・活動内容の発表!
〇小・中学受験から高校受験、そして、大学受験。
私たちは小学生の頃から、さまざまな緊張を経験して来ます。
ある意味、社会に出るまでの学びでもあります。
学生時代に、もし「生徒会長のあいさつ!」このような経験のある人は数少ないでしょう?
その数少ない経験を行なって来た!という人は、その「素質」があるのかもしれません。
将来、人前で「あいさつ」をするような立場、役職についている?
または、政治家になっている?なんてこともありえるかもしれませんね。
人は生きていると、いつ、どこで「緊張」と出会うか?分からず暮らしています。
誰もがふと、こんなことを感じたこと?あるのではないでしょうか。
少しでも「緊張を和らげる方法」はないかな?と。
やる気、集中力にサイキングアップ
あなたは朝、「気持ちよく起きる!」ことをコントロールできるでしょうか?
「寝起き」は、良いでしょうか?朝一は、元気でしょうか?
たまにいますが、朝一、テンションの高い人!
そんなあなたには「サイキングアップ」は、必要ないかもしれません。
元気のない周りの人を元気にしてあげてください。
サイキングアップとは?やる気が出ないときや気分が沈んでいるときに気持ちを上げて行くための方法の一つです。
あまり、聞いたことないかもしれませんが、スポーツなどの団体競技(野球・バレーボール・ラグビーなど)で試合前に円陣を組んで「大声」を出します。
あの大声を出す行為を「サイキングアップ」と言います。
サイキングアップとは?
・仕事に入る前の「あくび」や「歯磨き」!
・仕事始めの「ラジオ体操」!
・陸上選手のスタート前に「ジャンプ」する行為。
・野球の試合前に行なう「円陣からの声出し」。
・試合前に「音楽を聴き」リラックス、集中力を高める。
・格闘家のゴング前の頬(ほほ)への「ビンタ」。
・仕事前に「コーヒー、紅茶」などを飲む。
・「深呼吸」や「腹式呼吸」「瞑想」 など
この本番前にカラダを動かしたり、大声を出したり、音楽を聴くことで集中力を高めて行く行為、行動が「サイキングアップ」です。
団体競技であれば、たくさんの仲間がいるので、「やる気の出ない」ときに肩を叩き合ったり、ストレッチなどを行ない、自分も周りも鼓舞し合います。
団体競技だとチーム一丸となって、心ひとつに気合を入れて、集中力を高めて行きます。
「眠っている体」を「燃える闘争心」を奮い立たせます。
個人的に行なっても有効的なので、自分のルーティンと一緒に取り入れて行くのも良いです。
個人的に行なう場合であれば、「呼吸法」「瞑想」「音楽を聴いたり」「イメージトレーニング」などが手軽にできるので良いかもしれません。
自分の体と相談しながら、自分のルーティンに加えて行かれることをおすすめ致します。
簡単!セルフマッサージ
あなたは朝、起きた時、「腕を上げて、カラダを伸ばしたり、背伸びしたり」するでしょうか?
この行為・行動が「仕事の休憩時」「食前食後」「仕事終わり」から、人と会う時など、いつどんな時でも体の緊張を緩和してくれます。
あまりにも、酷く疲れた時や激しい緊張に襲われた時には隠れて、こんなことを私は行なっています。
簡単な「セルフマッサージ」として、私は「首・肩・腰」は、事あるごとに「回しながらほぐし、ストレッチ」をします。
外出している時は、町中で公園を探し、少し恥ずかしさもありますが、緊張時によく隠れて行なっている?「おすすめストレッチ」があります。
[おすすめストレッチ]
①まず、全身に「おもいきり力」を入れます。
(頭の先~足の先までを意識するイメージ)
②両手を「グー」にし、
③精一杯の力で「伸び!」をします!
④天まで届け!と言わんばかりに両腕を上げて「伸び!」ます。
そして、その後、
⑤硬くなった「肩の凝(こ)り」をほぐすように、両腕を大きく円を描くように回します。
⑥次に腕を下におろし、
「首を右回り、左回り」と、グルグル回します。
⑦最後に周りからは、イヤらしく思われているかもしれませんが?
腰に手を当て、腰をグルグル「グラインド」します。
(フラフープを回しているイメージ!)=>>これが一番、気持ちいい!です。
この「おすすめストレッチ」は、一畳ほどのスペースがあればできるので、少しの隙間時間に行なうと効果的です。
疲れた時や緊張している時には、「爽快感」や「リラックス効果」を与えてくれます。
ふとした時に、ウトウトと眠りに誘われないことを願いつつ、緊急時に!おすすめです。
緊張を和らげる!簡単、呼吸法。
人は緊張すると口だけの呼吸、「胸式呼吸」になっています。
その胸式の呼吸をしている間は、緊張状態は続いて行きます。
そして、横隔膜を上下させる規則的で長くゆったりとした「腹式呼吸」があります。
「簡単、セルフマッサージ」の後、本番までこの呼吸を意識的に行なって見るのも良いかもしれません。
[簡単、呼吸法(腹式呼吸)]
①まず、口から息をお腹が凹(へこ)むぐらい吐き出します。
(その時、ヘソ下約9㎝~11㎝あたりの下腹部に両手を当て、背中を少し丸めます。)
②ゆっくり、鼻から息を吸い込みます。
(出来れば4秒間、お腹が膨らんで行くことを意識する。)
③ゆっくり、口からすべての息を吐き出します。
(出来れば8秒間、お腹が凹んで行くことを意識する。)
これを、初めは3分間の継続を目指します。
少しづつ長く続けられるように練習をし、自分のルーティンにしてしまいましょう。
繰り返し行なうことで、「心拍数」を落ち着かせ、体をリラックス状態に持って行きやすくなります。
極度の緊張状態に襲われて困った時に行なうと、少しの効果を期待できるかもしれません。
まとめ
大事なスポーツの試合や本番、試験で後悔しないためにも自分のルーティンにプラスして、取り組まれてみてもよいのではないでしょうか。
よくこの本番で良いパフォーマンスをするための状態を「ゾーンに入った」とか「ゾーン状態」などといいます。
本番で超集中状態に持って行くまでの前段階、前作業に「サイキングアップ」があります。
変に体が硬くなっていたり、緊張していると本番を楽しめないまま終わる可能性も。
よい緊張のなか、緊張と本番を楽しめるぐらいの「ルーティン」と「サイキングアップ」の組み合わせを、ご自分で「唯一無二」のものを編み出されてもよいのではないでしょうか。
サイキングアップは何もスポーツ選手だけに効果的!といものではありません。
一般の方やサラリーマン、会社員の方にもとても効果的に活用できるものです。
ぜひ、仕事前や大事な商談の前にでも「呼吸法」「声出し」「カラダをほぐすストレッチ」など、直前に行なうと柔軟に熱い思いを伝えることもできるかもしれません。
サイキングアップをどこの職場でも気軽に取り組める環境が整っていると、会社・職場に行くのも楽しくなる可能性も。
そうなると、職場に筋トレ室?や職場にスポーツジム?が、必要になるかもしれませんね。