付き合っているわけでもないのに、ほかの男性の話をすると急に機嫌が悪くなったり、さっきまで普通だったのに素っ気なくなったりする。
「もしかして、嫉妬してる?」
そう感じたら、少し嬉しくなることもあると思います。
「私のこと、やっぱり気になってるのかな」と期待するのも自然なことです。
実際、好意があるから嫉妬する男性はいます。
ただ、「嫉妬した=脈あり」だけで終わらせると、もっと大事なところを見落としてしまいます。
見ておきたいのは、嫉妬したあとの彼です。
自分で気持ちを落ち着かせる人もいれば、不機嫌な態度を見せて、相手に何とかしてもらおうとする人もいます。
付き合う前だからこそ、そんなところに人柄が出ます。
付き合ってなくても嫉妬はする
好きな女性がほかの男性と楽しそうに話していたら、面白くないと感じることはあります。
恋愛感情は理屈より先に動くので、付き合っていなくても嫉妬は起こります。
だから、彼が黙ったり、いつもより反応が鈍くなったりしただけで、「独占欲が強い男性」と決める必要はありません。
大人でも嫉妬しますし、好きな人の前で格好悪い反応をしてしまう日もあります。
時間が経てばいつもの彼に戻り、「さっき、ちょっと嫉妬したかも」と自分の気持ちとして話せるなら、それほど心配することではないでしょう。
問題は、彼が嫉妬するたびに、なぜかこちらが忙しくなる関係です。
なぜか彼の機嫌を直す係になっていない?
彼が急に不機嫌になると、「さっき男性の同僚と話していたからかな」と気になり、「あの人、ただの同僚だよ」と説明したくなることがあります。
一度くらいなら、よくあるやり取りです。
でも同じことが続けば、男友達と会うだけでも「あとで説明したほうがいいかな」と考えるようになります。
何も悪いことしてないのに、彼を不安にさせない行動を選び始める。
ここで起きているのは、嫉妬だけではありません。いつの間にか、彼の不安までこちらが管理しています。
まだ彼女になってもいないのに、なぜか感情管理部には配属されている?しかも辞令は届いていません。
「嫉妬されるほど愛されている」と思っていたはずが、いつの間にか「彼を不安にさせないように私が気をつける関係」へと、変わっていた。
ここは見逃したくないところです。
「嫉妬してくれる」と「嫉妬を渡してくる」は違う
たとえば、あなたが男友達と食事へ行くことになったとします。
彼は内心、面白くないかもしれません。
それでも「楽しんできて」と送り出し、自分の中で気持ちを整理する人もいます。
ところが、「俺が嫌なの分かってるよね」と言われたら少し違います。
「行くな」とは禁止していないのに、言われた側は予定を変えたほうがいいような気持ちになる。
結局、自分から行くのをやめれば、彼は禁止した人にはなりません。
一度の言葉で、その男性を決めつける必要はありません。
ただ、彼が嫉妬するたびにこちらが説明し、機嫌を直し、やがて「不安にさせないほうが楽」と自分から行動を変えるようになったら、二人の関係そのものを見たほうがいいでしょう。
彼の嫉妬より、その後始末をいつも誰がしているのか。
ここに、付き合ったあとの関係が見えることがあります。
嫉妬の強さと、愛情の深さは同じではない
嫉妬が強いほど、愛情も強いように見えることがあります。
かなり好きでも相手の自由を尊重できる人はいますし、関係が浅くても「自分以外を見てほしくない」という気持ちが強い人もいます。
恋愛が始まれば、嫉妬だけでなく、寂しくなったり不安になったりする日もあります。
そんなときに自分の感情を相手へぶつけるのか、落ち着いてから話せるのかで、二人の居心地はずいぶん変わります。
付き合う前の嫉妬は、愛情の大きさより、その人が感情をどう扱うのか?を見る機会なのかもしれません。
彼ではなく、自分も見てみる
そして最後に見たいのは、自分の変化です。
以前なら気にしなかった男友達との食事でも、「彼が嫌がるかな」と考えるようになった。
そんな小さな変化が続いているなら、彼の気持ちばかりを追いかけず、自分のほうへ視線を戻してみます。
恋をすれば相手への配慮は生まれます。
ただ、「私はどうしたいか?」より「彼が嫌がらないか?」で行動を決めることが増えているなら、少し窮屈になっているのかもしれません。
最初は「彼は私を好きなの?」が知りたかったはずです。
でも、本当に見たいのはその先です。
私はこの人に好かれてから、前より自然でいられているだろうか。
付き合っていない男性の嫉妬は、好意のサインになることがあります。
それでも、嫉妬されたことだけでは愛情は測れない。
好かれているかより、どんなふうに好かれているのか。
恋が始まる前だからこそ、そこは案外よく見えています。
▼ noteでも、記事を書いています。たまに、覗いていただけたら幸いです。



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