メンタルトレーニングは、七転八起。
もし、なにかで「失敗した」とき、あなたなら、
どのような感情が、湧いてくるでしょうか。
ほぼほぼ、「悔しい」「惨め」「恥ずかしい」など、
マイナスな感情が湧いてきます。
これはそばに「他人」がいたときに、
思い当たる感情です。
他人に見られたときの「失敗」や「負け」は、
結構、心に響きます。
あなたにも恥ずかしさや悔しいさが込み上げてくる。
ような経験、一度ぐらいあるのではないでしょうか。
たとえば、
「一人で歩いている。」ときに転んだり、
ツマズいたとき、あなたならどうしますか。
道を歩いているときに、もし転んでしまったら、
すぐに立ち上がり周りを見渡し、さっさと逃げるように
立ち去るのではないでしょうか。
最近は、大々的に転ぶことはありませんが、
人生では転んでばかり。
七転八起(しちてんはっき)で生きてます。。
七転八起(しちてんはっき)=7回転んで8回立ち上がることから。
何度、倒れても起き上がる。何度、失敗を繰り返してもへこたれず、
戦い抜くこと。(四字熟語)
たまに「靴の重さ」に疲れてきたとき、
5㎝ぐらいの段差に、ツマズくことがあります。
あの時の「小っ恥ずかしさ。」ときたら、
穴があったら入りたい気持ちでいっぱいです。
「道」で、ちょっと転んでしまったときに、周りに
知っている人もおらず、ケガなどもなければ、
「なにもなかった感じを装い、素知らぬ顔。」で、
「服の汚れをすぐさま払い除けて立ち去る。」
周りに他人がいなければ「マイナスな感情」は、
そんなに起きないのではないでしょうか。
「起きる。」「最悪。」というかたがいたら、
すみません。しかしこれは、そんなに
「気にすることのない。」失敗です。
道で転んだのはあなた(自分)に原因が
あったのでしょうか。
あなた(自分)の原因による可能性は、
少ないです。
たとえば、「凸凹道」で歩き難かった。
地面が水で濡れていて滑った。 ことが原因で
「転び」「滑った」のであれば、あなたには、
どうすることもできない原因になります。
あまり、考えるに値しないことが分かります。
とっとと、忘れてしまいましょう。
これがたまたま、あなたの
「足のサイズに合わない靴を履いていた。」
のであれば、しっかりとした「靴選び」をする
必要があります。が、人生では、
イレギュラーなことがたくさん起こります。
なんどもなんども同じ失敗を重ねて、失敗から学ぶ。
ことがまさに、七転八起。
転んだら、また立ち上がればよいだけです。
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ムリな計画、目標は立て直す
たまに、頻繁によく「転ぶ」というかたがいます。
これはメンタルトレーニングの要素を、
少し取り入れることが必要な「例」になります。
なぜ、よく「転ぶ」のか。を、考える必要があります。
「凸凹道をよく歩いている。」
「サイズの合わない靴を履いている。」などの理由が
思い当たらない。というかたは少し違うほうに、
目を向けるだけで「メンタルトレーニング」になります。
※自分なりの「マイナス面」に、目を向けることが、
かなり有効的です。
よく「転ぶ」というかたの「原因」「理由」には、
足腰の弱さも多少は含まれているのかもしれません。が、
ほとんどのかたが「転んだときのイメージが残っている。」
のではないでしょうか。
はじめに転んだときの記憶が頭の片隅にでも、
多少なりとも残っているのであれば、また同じような
場面に遭遇したとき、転んだ記憶が鮮明に蘇ってきます。
あなたがネガティブな記憶を鮮明に思いだしたり、忘れたりと、
コトあるごとに思い続けていれば、それがたとえ
嫌なことであったとしても、願いが叶ってしまいます。
頭に「残り続ける記憶」や「悔しかったこと」
「恥ずかしかったこと」などは、どのようにして、
忘れて行けばよいのでしょうか。
私は失敗や悔しいことがあったときには、
お風呂に入って、ひたすら眠ります。
過去に、「24時間」眠っていたことも。
それでは、悔いの残る「失敗」や「負け」は、
どのように処理すればよいのでしょう。
>>魔法の言葉、『まいっか。』で、
あなたのツラい記憶を消し去ってくれる
かもしれません。
なかなか立ち直ることができない人のなかには、
自分自身を追い詰めてしまい下へ下へと、どんどん
落ちてゆくようなかたもおりますが、そのような
考えかたでは問題を難しくするだけです。
人は練習に、練習を、重ねても失敗してしまう
生きものです。
確実にこれだけのことをおこなっていれば、
これだけの「結果」や、このぐらい「成果」が得られる。
というものはありませんし、分かりません。
普段の細かな「目的」や「予定」していたことでも、
「バランスの崩れ」は、起こります。または、
「体調不良」や「天候」によっても
自分の「ペース配分」が乱れたり、「ズレ」が生じる
ことなど当たり前にありえることなのです。
そんなとき考えることは、
「なぜ、予定通りに行かなかったのか。」
「なぜ、できなかったのか。」と、自分自身を
責めるのではなく、
「この予定(内容)にするべきだった。」
「この練習に取り組むべきだった。」と、
自分自身に「問う」「確認」するように
考えて行きます。
たとえば、
毎日のランニングを「5㎞」走る。と目標に
掲げたはいいが、三日目に休んでしまいました。
それは、
「やる気がないからだ。」「体力がないからだ。」と、
自分自身を責めるような考えかたを持つのではなく、
「目標の掲げかた」に問題があり、ランニング「5㎞」と
設定したものを「3㎞」や「2㎞」にすべきだった。
と考えて行きます。
※自分を責めるのではなく「目標設定」が、
単に下手だっただけです。
無理のない「目標設定」に気が付けたのなら、
自分自身と対話を繰り返し、もっとも自分に合う
効果的な「目標設定」を考えて行きます。
メンタルトレーニングで大事なことは、
「プラス思考」です。
失敗したときに「なぜ、失敗したのか。」を
考えることも大事です。が、
思考を切り替えて計画を「立て直す」「練り直す」
ことも大切です。
よく「転ぶ」というかたが解決に向かうための
目標設定を「立て直す」とするならばまず、
「転んでいる」イメージを多少なくせた。ことを
前提として、
「舗装されていて、キレイな道を通り歩く。」
「転ばない靴( スニーカー 等 )で出かける。」
「キレイに歩いている姿をイメージする。」など、
現時点の自分と相談して、最も効率的な「解決方法」を
探って行くことが、「目標達成」を早めて行き、
自分で思っている以上に成長している自分を感じることが
できるのではないでしょうか。
一つの考えに固執するのではなく、
「考えかたを少し変えてみる柔軟さ。」や、
「複数の選択肢を備え持っている。」ほうが、
目標の継続を可能にするのではないでしょうか。
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考え(憧れ)と現実との誤差
あなたは失敗したとき、考えていることと、
現実の行動に多少の「誤差」を感じた。ことは
ないでしょうか。
自分の気持ち(心)と現実との「ギャップ」を
考えると、気持ち(心)や思考については、
軽く見られがちです。
テクニック・スキル(技)、肉体(体)に関しては、
常に鍛えることができ、積み重ねてゆくことを可能にします。
しかし、気持ち(心)というのは、プラスの訓練を
重ねてゆくには、長い年月や努力を要します。
たとえば、サッカーボールを蹴る動き一つとっても、
自分で「蹴っている感覚」と、周りが「見ている感覚」には、
実際のところ、かなりの誤差が生じていたりもします。
サッカーボールを蹴った本人は、ボールが重たく感じて、
あまり気持ちよく蹴れなかった。と、感じていたとしても、
周りで見ている人の「感覚」では、「すごい蹴りだった。」
と感じている人もいるワケです。
自分では上手く蹴り上げたつもりでも、カメラで
撮った映像には、すごく無様な姿に映っていたり、
とてもキレイに蹴れた。とは言えないほどの動きに
なっている。なんてことは大いにありえるワケです。
自分の中の感覚と現実との「ギャップ」に驚かされる。
このギャップの誤差を少しでも縮められると、
あなたの未来を輝かしいものに変えることができる
のではないでしょうか。
あなたの「 心 技 体 」を確かめる
あなたの「心」は日々、変化するのでは
ないでしょうか。
あなたのいつもの心理状態と当日(現実)との
違いをハッキリと理解していなくては「七転び八起き」
どころの騒ぎではなくなります。。
「八転び九起き」なんてことにも、、、
ここで少し質問させてください。あなたの
いま現在の考えと、現実との差を確認する
4つの質問になります。
時間のあるときにぜひ、トライされてください。
あなたの考え(思考)と現実との誤差を縮めることが
できるかもしれません。
① あなたは「会社・学校・試合」などで、
本来の能力(フルパワー)を出せているでしょうか。
② 日頃の「練習」と同じように、「会社・学校・試合」でも
同じような動きができるでしょうか。
③ 人間に必要な三つ「心・技・体」のうち、いまあなたが
大切にされている割合をご記入ください。
いまのあなたは自分のどこに重きを置いているのでしょうか。
(心技体3つの合計を100%でお答えください。)
( 例 心 20% 技 40% 体 40% )
④ あなたは普段から「会社・学校・練習」でも、
「心・技・体」の割合は、③で記入した時の割合に
なっているでしょうか。
(心技体3つの合計を100%でお答えください。)
( 例 心 40% 技 30% 体 30% )
あなた自身の「理解」を深め、場面によっての
「心」の状態を知るのによい質問です。
あなたが質問に対して正直に答えることで、
自分の心と理想と現実の誤差を把握しやすくなります。
毎日の必要はないですが、たまに「心」がブレていると
感じたときに、行なわれるとよいかもしれません。
あくまでも正直に素直な解答ができないと、
いつまでもあなたの考えと現実との誤差に悩まされ、
あなた自身を知ることは難しくなります。
現在地を知る
その場の状況を肌で感じ、目を閉じ、ゆっくりと
深呼吸してから記入されると、自分の「心」と
「現実」との違いを確認しやすくできるかもしれません。
私は「 心 40%・技 30%・体 30% 」になりました。
「心」「技」「体」が均等でないと、「行動力」
「やる気」が起きないのは、私だけでしょうか。
これが3か月後には「 心 10% 技 40% 体 50% 」
こんな感じだと、かなり「心」に傷を追っている。
感じがします。
「心」が弱り果てているにもかかわらず、
「体」は元気という、この状態は人間として、
バランスを保つのがやっとの状態かもしれません。
たとえば、Aさんは、
サッカーで90分間走りきる「体力」が必要だと、
考えてます。
しかし、Aさんはフォワードで、「キック力」
「技」「シュートの正確さ」の練習に多くの
時間を取られています。
自分が必要に感じている
「90分間を走りきる体力作り」を
行なうことができていません。
「人」は、いま自分がどの程度、練習が
偏っているのか。を、分かっていない。
ところがあります。
いまのAさんは、この感じでしょうか。
「 心 20% 技 60% 体 20% 」サッカー選手にとって
体力がないと、他の選手にポジションを奪われる
可能性は大いにありえます。
そんなときに、あなたの「ペース配分」や
「現在地」を確認することが必要になります。
自分では気づけていない。いまのあなたの
「現在地」を明確にできなくてはいけません。
時間の配分に関しては細かく細分化して記録をとり、
「紙に書き出す」ことで確認できます。
「自分のメンタルをいつも理解しておく。」ことは、
自分を知り、自分の現在地というものを知る、
手掛かりにもなりえます。
どんなときにも自分の「 心・ 技・ 体 」の数値が
理解できていると、柔軟な対応を可能にし、
「七転八起」をも楽しむことができるように
なっているのではないでしょうか。
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